
人との出会いはきっと全てが特別なのだろうけれども、実際知り合ってから何年も経過してしまえば、その時の記憶なんて脳の片隅に沈んでしまうことが多い。どこで会ったとか、なんで会ったとかいうことは思い出せなくなったりしませんか?でも、たま~に色濃く印象に残る初登場とか友情の始まり方というのはやっぱりあるわけで、例えば僕にとってはあの双子の音楽家なんかがそうだ。そう、あれはロビー・キーガルがまだクリームを展開している頃、とあるライブ会場で演奏していて、それが彼らとのファーストコンタクトだった。その時は数回言葉を交わした程度だったけども、翌週なんと学校のキャンパス内で双子と遭遇。まさか同じ大学だったとは、とお互いにビックリして。。。あの双子?そう、ジョナサンとジャレッドのマトソン兄弟です。この兄弟からなるミニマル・ジャズユニットはいまやトーマス・キャンベルの最新作「プレゼント」の出だしに曲がかかってしまうほどに。去年は日本を初め、ブラジルやヨーロッパなど世界中でライブ活動も精力的にこなし、次のアルバムの発売が非常に待たれるところ。学校と音楽活動で多忙を極める彼らですが、今回Re:Cal Magがインタビューをしてまいりました。
Re:Cal Mag (以下、R):まずは自己紹介をお願いできるかな。
Jonathan(以下、Jo):ジョナサン・マトソン、24歳です。
Jared (以下、Ja):ジャレッド・マトソン、同じく24歳でカリフォルニアのカーディフという街に住んでいます。
R:今までにリリースしたアルバムは?
Ja:「RayBarbee Meets the Mattson 2」とEPである「Introducing the Mattson 2」の2枚を出しています。あとthe Mattson 2としては初めてのフルアルバムの収録も進んでいるし、そのあとにはまたトミー・ゲレロと一緒にアルバムを作る予定。これらも含め、僕たちの楽曲はすべてT-moe(トーマスキャンベルの愛称)がプロデュースしているんだ。コラボレーション作品以外は、ジョナサンと僕が作曲しているけど、トーマスからはリスナーとしての意見を貰っているよ。好きとか、嫌いとかね。

R:新しいアルバムが待ち切れないね。ところで、今回のインタビューではトーマスやレイの話は割愛させてもらうよ。きっとみんな色んなメディアでいっぱいその手の話は聞いているだろうからね。さて、二人にとって演奏に関するお師匠さんっているのかな?聞いていい?
Ja:僕には今まで2人、ギターの先生がいたよ。ひとりはクリス・ミーダーで、彼には初期の演奏スタイルや演奏技術を確立する手助けをしてもらった。クリスの音楽に関する方向性は、今も僕にとって大きな影響力を持っているよ。もう一人はボブ・ボスといって、サンディエゴにいるジャズギターのレジェンド。僕にとってはジャズの先生だね。彼からはジャズのセオリーとかソロプレイについて多く学んだよ。ボブは特に、僕自身のスタイルを打ち立てることを勧めてくれたんだ。誰かの真似をするんじゃなくてね。
R: なんで音楽の道に進もうと思ったの?なにかきっかけがあったのかな。
R: なんで音楽の道に進もうと思ったの?なにかきっかけがあったのかな。
Ja: バーやカフェでの演奏かな。自分たちのスキルアップのためだったんだけどね。ちなみにミュージシャンとして始めて多くの人に知ってもらえるようになったのはトーマス(・キャンベル)のアートショーで演奏してから。
R: 今までツアーでどんな国をまわったの?
R: 今までツアーでどんな国をまわったの?
Jo: 去年は何度か日本へ行った、北欧はコペンハーゲン(デンマーク)にヘルシンキ(フィンランド)、あとハーグ(オランダ)にも行ったよ。あとはブラジルはサンパウロとサントスへ。ブラジルへは写真家のジェアー・ボルトレトやコットンプロジェクトのラファ・ベランドスからサポートをもらったんだ。去年はとても充実した年になったね。
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R: 音楽以外でなにか影響を受けているものってあるの??
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R: 音楽以外でなにか影響を受けているものってあるの??
Jo: もちろんあるよ!僕は日本の小説家、村上春樹の小説の大ファンでね。友達の片寄明人(the Great 3)から「ねじまき鳥クロニクル」を読むように薦められたんだけど、それからハマちゃったんだ。美しくて、ノスタルジックな文調が素晴らしいよ。デヴィット・リンチ(映画監督)も良いね。ついこの間、彼の作品である「Twin Peak」をようやく観終えたんだけど、本当やばいよね。音楽とか、ストーリーラインとか、演出とか全部最高だったよ。
Ja: トーマス (・キャンベル) のアートは僕にとってはすごい影響力のあるものだな。想像力をかき立てられというか。あとは、信仰だよね。
R: じゃあ誰か注目しているアーティストっている?
Ja: トーマス (・キャンベル) のアートは僕にとってはすごい影響力のあるものだな。想像力をかき立てられというか。あとは、信仰だよね。
R: じゃあ誰か注目しているアーティストっている?
Jo: そうだね、Chocolat and Akitoかな。日本のインディーロックバンドなんだけど、Akitoはthe Great 3っていうバンドで90年代くらいに活躍していて、Chocolatは長い間シンガーとして活動していた。インディー・ポストロックバンドという感じで、ジョン・マッケンタイアー(Tortoise/ the Sea and Cake)やシカゴのミュージックシーンの代表格らとコラボレーションしたりしている。
Ja: Beach Houseというアーティストなんだけど、「Teen Dream」という新しいアルバムに今本当にはまっているよ。

R: 音楽以外でアーティスティックな活動ってしている?
Ja: Beach Houseというアーティストなんだけど、「Teen Dream」という新しいアルバムに今本当にはまっているよ。

R: 音楽以外でアーティスティックな活動ってしている?
Jo: 僕はドローイングが好きだな。ペンとインクでね。最近、絵とか描いていないけど、昔はいっぱい描いていたよ。すごい細かい絵を描くんだ、しかも大きい用紙にね。抽象的なんだけど、細部まで描き倒すみたいな。たいてい赤ペンと、黒のシャーピーと、あと黒のボールペンだけを使っているよ。
Ja: 僕は、実際は音楽ばっかりかな。たまに現代音楽調のギターソロを創ったりするんだ。即興演奏とか、前衛的な音がすごい好きなんだよね。
R: スケボーやサーフィンはするの?そういったものから受けた影響は?
Ja: 僕は、実際は音楽ばっかりかな。たまに現代音楽調のギターソロを創ったりするんだ。即興演奏とか、前衛的な音がすごい好きなんだよね。
R: スケボーやサーフィンはするの?そういったものから受けた影響は?
Jo: スケボーもサーフィンも両方大好きだよ。僕とジャレッドが中学生のときにZeroがリリースした「Thrill of It All」というビデオがすごいお気に入りだったな。僕たちはカリフォルニアのエンシニータス周辺で育ってきて、Zero teamもエンシニータスで生まれたわけだしね。Zero Teamがでてきて、このあたりのスケートカルチャーはすごい変わったよね。パンクロッカーなんかが出てきたのも、「Thrill of It All」のあとからだし、かなり多くの人たちが影響を受けていたんじゃないかな。フィルムの撮りかたもすごい好きだな。あと今では考えられないような場所を滑っていた。今はほとんどのところでスケートボードができないようになっているからね。そういえばスケートプルーフ(スケートボードに適さない路面にすること)が広がっていったのも、このビデオがリリースされた頃のはずだよ。音楽もすごい良かったよね。Black Flag, Modest Mouse, Danzigと、当時は誰も見向きもしなかったんだけどね。
R: そういえば学業のほうはどう?将来のプランとか?
R: そういえば学業のほうはどう?将来のプランとか?
Jo: 学校からはすごい刺激を受けているよ。僕たちはサンディエゴにあるUCSDというところで音楽を専攻しているんだけど、カリキュラムもとても充実していて、実験的でクリエイティブで、しかも先生たちは生徒個人個人のスタイルを伸ばすように指導している。生徒自身のモチベーションが非常に問われる教育方針なんだ。けれど、世界一流のパーカッショニストであるスティーブ・スチックや最高にユニークなアップライトベーシストのマーク・ドレッサーたちから教えてもらえることができる。彼らのレコードとかすごい影響を受けるよ。ギリシャの作曲家であるゼナキスという人がいるんだけど、スティーブがその人の曲を演奏している作品はとても素晴らしい。マークの「Time Changes」という作品は、本当おかしいくらいリズミカルで、最高だよ。そうそう、とりあえず僕たちの今後のプランとしては次にリリースするthe Mattson2のアルバムに収録される曲を書き上げること。あとは色々なアーティストたちとのコラボレーションワークもあるし、それに日本やブラジル、ヨーロッパなどへのツアーも控えているよ。
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R: 話は飛んで、カリフォルニアでお気に入りのレストランとかある?
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R: 話は飛んで、カリフォルニアでお気に入りのレストランとかある?
Jo: みんなあんまり知らないようだけど、うちの近くにあるMandarin Cityっていう中華料理レストランかな。
Ja: Mandarin Cityもいいね!!でもやっぱり僕はエンシニータスにあるRico's Taco Shopが好きだね。ここのカリフォルニアブリトーが最高なんだよ。
R:じゃあカリフォルニア内で好きなところって?
Ja: Mandarin Cityもいいね!!でもやっぱり僕はエンシニータスにあるRico's Taco Shopが好きだね。ここのカリフォルニアブリトーが最高なんだよ。
R:じゃあカリフォルニア内で好きなところって?
Ja: ビッグ・サー!!あそこでキャンプとか最高だよね。あとロスオソス、サンタクルーズ、エンシニータス、サンフランシスコ...
R: じゃあ最後に、二人がお勧めするアーティストを5人ずつ紹介してもらえる?
R: じゃあ最後に、二人がお勧めするアーティストを5人ずつ紹介してもらえる?
Ja: 5人だけ?そうだね。Scott Walker, The Cocteau Twins, Jackie Mclean, Steve Reich, and Tortoise.Scott Walker, The Cocteau Twins, Jackie Mclean, Steve Reich, あとは Tortoise。Tortoiseの新作「Beacons of Ancestorship」はすごい綺麗だよ。アプローチも新しくて、すごい好きだな。とても繊細なメロディーで、ビブラフォンやマリンバとかを使わずに、キーボードやダブルドラムスなんかが多かったな。すごいお勧めの作品だよ。
Jo:Ok、じゃあ僕からはビル・エバンスの「Sunday at the Village Vanguard」、the Jesus & Mary Chainの「Psycho Candy」。ジョン・コールトレンの「A Love Supreme」。The Smithsの「Strange Ways Here We Come」。そしてTortoiseの「TNT」を聞いてほしいな。
R:忙しいところありがとう!次のライブも絶対にいくよ!!
Jo:Ok、じゃあ僕からはビル・エバンスの「Sunday at the Village Vanguard」、the Jesus & Mary Chainの「Psycho Candy」。ジョン・コールトレンの「A Love Supreme」。The Smithsの「Strange Ways Here We Come」。そしてTortoiseの「TNT」を聞いてほしいな。
R:忙しいところありがとう!次のライブも絶対にいくよ!!
The Mattson 2のライブ情報などは彼らのウェブサイト、MySpaceをチェック:
http://mattson2.com/
http://www.myspace.com/themattson2
Special Thanks: Ian McCarty
Interview&Text: Kenta M.
Photo by: Jair Brtoleto, Graciela Leon, and Kenta M
http://mattson2.com/
http://www.myspace.com/themattson2
Special Thanks: Ian McCarty
Interview&Text: Kenta M.
Photo by: Jair Brtoleto, Graciela Leon, and Kenta M











