Recalmag.com Exclusive Interview with Yoshitaka Itoi

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サーファーならば誰もが一度は訪れてみたい場所のひとつ、カリフォルニア。この土地で作り出された流れが様々なメディアを通して世界中に発信され、多くの場所で模倣されている。それは別にサーフィン業界に留まった話ではないのだが、恐らくサーファー、特にロングボーダーと自認する方達はカリフォルニアという土地、もしくはイメージにある種特別な想いを抱いているのでないだろうか。古くはフィルエドワーズから始まり、ジョエルチューダー、アレックスノスト、タイラーウォーレンなどを輩出。今も昔も、ロングボード業界はやはりカリフォルニアに牽引している。

ただ、そんなカリフォルニアンたち(というより世界中の本当に多くの人達)も「ジャパン」という国には特別興味を抱いているのだ。世界に誇るべき文化をもつ日本。しかし、この国の素晴らしい自然や文化を世界に向けて発信した、サーフィンメディアというものはいままで存在しなかっただろう。「Japan: style is everything」の監督を務めた糸井義孝は、今作品を通してそれをやってのけたのだ。今回、recalmagは多忙を極める糸井さんにお時間をいただき、話を聞くことができた。

Recalmag(以下、R):いままでどういった映像を撮ってきましたか?
糸井義孝(以下、I: ASPでカメラをまわしているのですが、今まで50本以上は編集、または監修しています。(ASPでの)一番最初の仕事は、ASP Chiba Secret Pointの映像でした。

R:映像に携わるようになったきっかけは何ですか?
I:遊びで撮り始めました。今も楽しんでやっていますよ。

R:映像制作には時間がかかりますよね?
I:はい。世界中を回って、まずコネクションを作ったりしますし。今回も日本にサーファーを呼んで、フッテージを撮りました。とても時間がかかりますよ。

R:今作は「Japan: style is everything」というタイトルですが、ここで言うスタイルとは一体なにを指していますか?サーフィン?服装?それとも髪型?
ILife Styleです。


R今作品に込められた意図は?
I: 日本のサーフィン事情にかんするステレオタイプというのは恐らく、「小波、もしくは波が全くない」というものだと思います。しかし、そうではない。実際、日本には素晴らしい波がありますし、四季によってその表情も変わる。昨年末に行われたカリフォルニアサーフフェスタなど、そういった場所でJapan: style is everthingを公開しました。春は千葉、夏は宮崎、秋は福島、冬は京都といった4カ所で収録を行いましたが、これらの土地の素晴らしい波を世界中に伝えることができたかと思います。

R:そういえば糸井さんのご出身は千葉だそうですが、どこかお勧めのスポットはありますか?
ICosy Coffeeですね。女性プロロングボーダーの丸山良子さんが経営するカフェで、美味しいコーヒーとマフィンがいただけますよ。

R:カリフォルニアのお気に入りスポットはありますか?
Iキャプテンヘルム、カッコいいですよね。あと、L&L

R:では日本とカリフォルニアでの、お気に入りの撮影スポットは?
I:日本ですと、台風が来る時期、9月や10月の宮崎。カリフォルニアだと、サンオノフレ。ここの波が好きなんです。日本の、良いときの波みたいじゃないですか。見てる人たちも、自分のサーフィンをフィルムに投影しやすいと思います。世界中を旅していますが、最近は日本によりフォーカスをおいています。日本の文化や波を、フィルムを通して世界にみせていきたいのです。

R:次のプロジェクトは?
I:ここ1年ほど、日本のサーフィン文化、特に湘南を中心としたそれを捉えたドキュメンタリーを製作しています。湘南という場所や、茅ヶ崎のサーフシーンやコミュニティーが大好きなんです。もし私が日本に住んでいたら、間違いなく湘南を生活の中心にしていたでしょうね。千葉も素晴らしい場所です。出会う人たちも非常に素敵な方々です。

R:湘南というエリアにはかなり多くのサーフショップがあるそうですが?
I:そうですね。多くのショップではサーフスクールもしていますし、社交的な場になっている感じもあります。東京などの都会に住んでいる人たちは、総じてかなり狭い家に住んでいるのでサーフボード、特にロングボードを保管できる場所がない方も多い。そういった方が湘南のサーフショップに、ボードを預けたりするそうです。


R:そのドキュメンタリーの被写体はどういった人たちになるのですか?
I:湘南に住んでいる人たち、とくに日本のプロサーファーたちです。

R:最新作の「Japan: style is everything」はカリフォルニアサーフフェスタで賞を獲得しましたが、今作のどういった点が評価されたと思いますか?
I:特になにがポイントになったか、ということは正直わかりません。ただ私にとって初めての受賞になりますので、とても喜んでいます。

R:糸井さん、忙しいところを本日はありがとうございます。次回作が待ち切れないですね。

糸井監督は、今年の春頃にフォトブックの発売も予定しています。彼の次回作ととともに、出版が待ち遠しい。
Recalmagでは彼の新作やグリーンルームフェスティバルなどの情報も、入手次第アップしていきます。

インタビュー:ルー・ナイルス

写真:糸井義孝、ルー・ナイルス


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