Years Around The Sun




“ 日曜の午後聞く オススメのサウンドトラック


“Inva De Siva” マナロフト・レコード

初めてYears Around The Sun (YATS) を聞いたのは、サーフ・フィルム「Secret Machine」を観た時である。そのフィルムの中に、デビューアルバムの「Introstay」の中から2,3曲フィーチャーされ、YATSの曲は新鮮なフィルム全体にスパイスを加えていた。映画「Secret Machine」も好きであるが、その話は後日にとっておこう。

YATSはサンディエゴのバンドPinbackとよく比較される。
確かに少なからずその影響も聞き取れるが、彼等独自のブレンドがなされているのが著しい。
ラジオ局でDJをやっていた`90〜`95年当時、Pinbackに良く似たバンド、例えばPowerdresser, Heavy Vegetable, Spanakorso, Three Mile Pilot and others等がプレイしていた。確かPinbackのメンバーの何人かは、それらのバンドでプレイしていたのだと思う。いずれにせよYATSの彼等は、当時はまだ子供だっただろうから直接的な影響というわけではないだろう。

とにかくE.P.の印象がとても良かったので、今回のフルアルバムを心待ちにしていた。
サーフ・フィルムで聞いたあのバイブとソングライティングが、アルバム全体に反映されてるように出来ていて、実際のところ彼等の音楽は期待を裏切らなかった。
レビューを書く際、ドライブをしながらその音楽を聞いたりしているのだが、彼等の期待以上の豊かでゆったりとしたサウンドは驚きでもあった。そのサウンドは精神をなだめる鎮痛薬の様で、空と海に包まれてハンドルを握るドライバーを心地よくさせていく。このCDを最近のフィルムフェスティバルでBGMとしてかけた時、人々が喧噪から離れ、温かいブランケットに包まれながら、まったり時間を過ごしている様な空気感を作り出していた。

アルバムの中で“Beyond The Waves”, “Roundabout” ,“Failing At Art”のこの3曲が特に気に入っている。E.P.同様に
寛いだ日曜の午後や、モダンでアーティスティックなサーフフィルムにはぴったりのサウンドトラックです。
2,3度彼等のライブを見に行った事があるが、彼等はロックショーではなく、ダブルヴォーカルと複雑に入り組んだサウンドワークが、まるでレコーディング時の音源のように鮮やかで素晴らしいライブであった。
カリフォルニア以外でもフランス、日本、グリーンルームフェスティバルでも、もし機会があれば是非観に行ってほしい。

このアルバムを探すには、サンディエゴ発の小さなレーベルマナロフト・レコード
に行って見よう。そのほかにはITune,やLou’s Recordsや町のインディーレコード屋さんに行ってみよう。

サポート レーベル サポートYATS!

 



“Introstay”
e.p. マナロフト・レコード

私が最初にこのバンドを観たのが、サーフフィルム「Secret Machine」プレミア試写会での彼等のライブでした。会場は何重にも重なる写真で埋められ、壁には動画作品が投影されていた。Globeの打ち出すイベントの数々には、いつも極め細かな配慮がなされていて感銘を受けるのだが、今回のはまた格別であった。このライブの後すぐに、LeucadiaにあるLou’s recordsに向かいこのE.P.を手に入れた。

サウンド的にはQualudiaバンドの影響を滲みだしている、昔で言えばThree Mile Pilot, Powerdresser, Heavy VegetableやPinbackの流れを汲む。この手の音源は`90年代にラジオDJをしていた頃イヤという程かけたが、未だに好きでいられている。とにかくこのE.P.7曲を是非チェックしてほしい。最近のありがちな10-12曲入りのCDよりもよりグルーブ感を感じてもらえるだろう。「Align」他「 Dry Lake Bed」,「 Sinclair」の3曲が、特にオススメです。


詳しいインフォメーションは マナロフト・レコード



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